01 本物のお抹茶は美味しい

「お抹茶」と聞くと「苦い」「マズイ」と言う声をよく耳にしますが、何故そう思われるのでしょう。本物のお抹茶は美味しいのに…。
それは、初めて飲んだお抹茶が「苦かったから」「マズかったから」ではないでしょうか。

では、何故「苦かったり」「美味しくなかった」りするのでしょう。それは、お抹茶のグレードが低いお抹茶だったからだと思います。

お抹茶には品質ごとにグレードがあり、上質なものから濃茶向け(飲料用)・薄茶向け(飲料用)・食品加工用と種類が分けられます。皆さんが思い浮かぶお茶盌に泡立っているお抹茶は、この薄茶向けのお抹茶です。そして、大きく分けてこの3種類のお抹茶は、更にそれぞれのグレードに分けられるのです。もちろん、上質なお抹茶ほどお値段が高くなります。

ここで最初のお話につながりますが、初めて飲んだお抹茶はどのような機会に飲んだお抹茶なのでしょう。多くの方が、無料の呈茶(ていちゃ)や文化祭、学校茶道教室など予算の厳しい環境下にある主催者から提供されたお抹茶を飲まれて、「苦い」「マズイ」を経験されているようです。これはお抹茶や茶道を広く多くの方々に親しんで頂きたいと願う当店にとっては、とても残念なことでもありますが、いた仕方ないという事情もよく分かります。この主催者も多くの方々に茶道を親しんで頂きたいと熱意を持っておられる方々ばかりで、「この予算で、この人数分のお抹茶が欲しいのですが、どのお抹茶が購入できますか?」と言うご相談はよく受ける話なのです。

話しがブレてきましたので元に戻しますと、限られた予算で精一杯のおもてなしを受けたお抹茶が「苦かったり」「美味しくなかったり」しているようです。各製造メーカーさんがおススメしている薄茶向けのお抹茶を飲んでみて下さい。今までお抹茶は「苦い」「マズイ」と思っていた方はイメージが一掃されると思います。

ちなみに、当店が取り扱っている京都の山政小山園さんは「小倉山」、福岡の星野製茶園さんは「池の白」と言う薄茶向けの銘柄をおススメしています。

是非、本物のお抹茶を召し上がってみて下さい!

02 リラックス効果

「お茶を飲むと何だかホッと一息付けるのは何でだろう?」と思ったことはありませんか?
これはお茶にリラックス作用のあるアミノ酸のテアニンと言う旨味成分が含まれているからなのです。
そう言えば、日本人は昔から休憩時にお茶を飲んで一息付いていますもんね。

かく言う当店も、初めてこの事実を知った時には驚きました。休憩の際や疲れた際に「お茶飲もう!」と、ちょい飲みしていましたが、身体は教えられなくても自然と分かっていたのですね。スゴイです。

テアニン入りの水溶液を摂取後、40分くらいすると脳波にアルファ波(α波)が出るという研究結果があり、さらに摂取後、40分後くらいまで副交感神経の活性度が増すことも明らかになっています。つまり、精神的にリラックスしているということです。リラックス効果がありますので、ストレス緩和や睡眠の質を改善する効果なども期待できます。筋肉も緩んで血行が良くなることから、冷え性の改善にも効果があります。これは「緑茶の健康効果についての研究」で明らかになっていることです。

ではお抹茶は?

もちろん、効果があります。それも緑茶よりも更に!
それもそのはず、緑茶はお湯で抽出したエキスを飲みますが、石臼で挽いて茶葉が超微粒子状になったお抹茶は、茶葉を丸ごと体内に取り込むことができるからです。

お抹茶に茶殻はありませんもんね。茶葉丸ごとなので、緑茶では茶殻として捨てられる成分も丸ごと体内に取り込むことができる…深く考えると、お抹茶ってスゴイ摂取方法ですよ。
ちなみに、紅茶や烏龍茶も製造過程が違うだけで、同じ葉から作られていますので、こちらにもリラックス効果があります。

是非、お抹茶もtea timeの際に紅茶やコーヒーの様に普段の飲み物にしてみませんか。

03 お抹茶は健康飲料

「緑茶はダイエットに効く」「緑茶でうがいをして風邪やインフルエンザ予防をしよう!」 近年、メディアでよく聞かれますが、緑茶の健康効果についての研究が国内外で進行しており、緑茶に秘められた健康パワーが次々と明らかになっているのです。「日本のスーパーフード」や「万能飲料水」なんて言われていたり、言われていなかったりするそうな。

茶葉丸ごとのお抹茶は、緑茶よりも様々な成分の含有量が多いんです!

中には緑茶には含まれていない成分がお抹茶にはあり、そのため、お抹茶はお茶の持つ効果・効能をより効果的に取り入れることができます。
日本にお茶が伝わり・広まった経緯を考えると、元々「お茶=お薬」ですからね。

今だからこそ科学的に成分を分析して効能を調査できますけど、精密に調べることもできなかった昔から「お薬」としての位置付けをしていたのがスゴ過ぎです。「何かお茶を飲むと調子が良くなるよね!」が積み重なって「お薬」になったんでしょうから…

少しだけ日本のお茶の歴史をお話しすると、一般にお茶を広めたのが「道元(どうげん)」と共に鎌倉新仏教を興した禅宗の開祖「栄西(えいさい・ようさい)」です。栄西は日本の茶の始祖とも言われています。栄西は2度に渡り宋におもむき禅宗を学び、中国の禅院で修行の茶礼(されい)として盛んに行われていた茶の習慣を研究し、日本へ持ち帰ります。それも、今のお抹茶に近い感じのお茶と言われています。奈良時代・平安時代からすでに日本にお茶は伝わっていましたが、貴族や僧侶など限られた上流社会の習慣でした。それを広く一般に広めたのが栄西です。

話しを戻しますと、お抹茶には色々な効果・効能があります。

「アンチエイジング効果」「ダイエット」「美肌効果」「便秘解消・予防効果」「認知症予防効果」「高血圧の抑制」「血糖値の抑制」「コレステロール値の抑制」「血液サラサラ」「肝臓保護」「集中力アップ」「免疫力アップ」「抗菌」「抗ウイルス効果」「口臭予防効果」「リラックス効果」「不眠改善」「死亡リスクの軽減」「長寿」などです。これらはポリフェノールの一種であるカテキンの効果によるものが多いんです。
その他にもお抹茶に含まれる栄養素は、タンパク質、炭水化物(食物繊維)、脂質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸のテアニン、カフェイン、サポニンいろいろな栄養素が豊富に含まれています。
また、日本のお茶の品種の7割以上が【やぶきた】ですが、最近注目されている【べにふうき】と言う品種は、ハウスダストや花粉などによるアレルギー症状を抑える効果が期待できます。

このように様々な素晴らしい効果・効能を持ったお茶ですが、緑茶やお抹茶を飲む習慣は段々と日本から減っているように感じます。昔はどこの家庭でも休憩や食後などに緑茶を淹れていましたが、今の特に若い世代の家庭には急須すら無い家庭が多いのです。

しかし、数々の健康効果・効能を持ち、手軽に摂取しやすいお茶を利用しない手はありません。特に様々な成分の含有量が緑茶よりも多いお抹茶は、緑茶のようにお湯を少し冷ましてから淹れる手間がなく、手早く点てて飲むことができます。

この日本の素晴らしいスーパーフードであるお抹茶を積極的に摂取し、健康に役立てみて下さい!

04 礼儀作法

茶道に敷居の高さを感じる要因が、この礼儀作法ではないでしょうか。
「茶道って何だか難しそう」「窮屈なイメージ」「正座がツラそう」多くの方が茶道に対する憧れを持つと同時に抱いているイメージのようです。

では、どうして茶道には礼儀作法があるのでしょうか?
それは、お客様におもてなしをするためです。

茶道は「亭主(主催者)自らがお客様の目の前でおもてなしをする」スタイルで、この点が他のおもてなし方法とは異なります。
他のおもてなし方法であれば、ほとんどが裏方で全ての準備を整えてから完成した形でお客様の前に提供しますが、茶道はお客様をおもてなしするための道具の運び出しから始まり、お客様の目の前でお茶盌を温めたり、お茶を点てたり、お仕舞の片付けをしたりと、一連のパフォーマンスをしながらお客様をおもてなしをするので、それなりのカッコ良さも必要になるわけです。

そのため、茶道の動作は無駄のない必要最小限の動きで、かつ美しく魅せる動きが洗練され、現在の茶道の形態に至ったのです。流れるようなお点前をされる方を見ていると、そのお点前に惹き込まれたり、心地よく感じたりするのはその効果の現れですね!

また、「礼儀作法が厳しい」イメージは茶道が武士の間に広まったことと、侘び茶の茶道の流行によるところが大きいと思います。
室町時代後期からは戦国時代と呼ばれ、混沌とした政局で武士は常に死と隣り合わせな生活を送り、自身が生きた証を残すことに執着した時代でした。
栄華を誇る者も一夜にして命を落とすことが珍しくなかった時代ですから、毎日が緊迫した日々だったことでしょう。そのような時代でしたから、煌びやかで豪華な作りの茶室を構え、高級なお抹茶を惜しげもなく使うことで、自身の存在を強くアピールしていたようです。

千利休は、この煌びやかで豪華なお茶から一切の装飾を取り除き、質素で簡素なお茶・必要最小限の要素から演出される究極の美を追求し、世俗を離れた生き方を正道とみなす侘び茶のスタイルを確立させました。派手に飾り立てず、質素で礼法を重んじる生き方が茶道に取り入れられたのは自然な流れだったのでしょう。
この武士の間に茶道が広まったことと、侘び茶の茶道の流行により、茶道は「マナーが厳しい」というイメージが広まったようです。

また、当時の茶会が武士や豪商の社交場であり、接待の場に相当していたことからも茶道は「マナーが厳しい」というイメージが広まったようです。接待の場ですので、相手を不快にさせない礼儀作法が求められます。そして、招かれるお客側にも主催者側と同等の礼儀作法が求められました。

現代の感覚で言い換えるならば、主催者側は「精一杯の礼儀を持ってお客様をお迎えしなければ」と意気込み、お客側は「主催者側が自分のためにおもてなしをして下さっているのだから、こちらも粗相のないように接待を受けなければ」と応えた、そんな感じですかね。

まさに、亭主(主催者)はお客様に「礼を以って礼に尽くし」、またお客側も「亭主(主催者)の礼に応える」。双方が双方を思い遣ってから生まれたのが茶道の礼儀作法なのです。

「お・も・て・な・し」は東京2020オリンピック・パラリンピックの招致で有名になった言葉ですが、日本では昔から茶道の中に取り込まれた精神で、「茶道は何のためにあるのか?」を考えると、お客様を「おもてなし」するためにある!と言っても過言ではありません。

茶道を通してこの「おもてなしの精神」「おもてなしの作法」を学んでみられてはいかがでしょうか?

05 知識探求

『茶道は日本の総合芸術』と言われるように、日本ならではの様々な要素の集大成です。
では、「お茶を点てる」「お茶を飲む」以外にどのような要素があるのでしょう。

まず、お客様をおもてなしするための「心遣い」・「所作」・「点前作法」、そのための「教養」、それ自体だけでも成り立っている「書道」や「華道」や「香道」の要素、お庭やお茶室などの「空間」・「建築」、工芸品などの「茶道具」、「懐石料理」や「お菓子(和菓子)」にみられる食の要素、歴史上の人物たちが嗜んでいたこともあり「日本史」の要素など、『精神的な要素』『芸術的な要素』『歴史的な要素』が備わっています。
あまりにもいろいろな要素が集約しており、挙げ忘れている要素もあるかもしれません。スミマセン。
ここで、当店は茶道具専門店ですので、茶道具の掛軸を一例に取ってみます。

掛軸の要素の中にも、「書」の要素や、軸に書いてある「文句の内容」、掛軸の「仕立て具合」、「いつの時代に書かれた書であるか(時代背景)」、「誰が書いた書であるか(筆者)」、「どの様な意図(思い・趣向)を以ってこの掛軸を亭主(主催者)は掛けたのか」とパッと思い浮かぶだけでも見所が6つもあります。それも、この6つの見所の中には、「心遣い」、「精神性」、「教養」、「芸術性」、「歴史的価値」、「財産的価値」が含まれているのです。
この様に、一つ一つを掘り下げて探求していくことができるのが茶道なのです。

よく五十年以上茶道を修練されておられる先生方が「お茶は死ぬまで修行だから」「お茶は一生勉強ですよ」「お茶の道に終わりは無い」と口々におしゃられますが、本当にその通りだなぁ~と職業柄共感しております。←これらのセリフだけを聞くと茶道とはなんて恐ろしい趣味なのだろう…。と思われる方が出てしまうかもしれません。

誤解を招かないようにもう少し補足致しますと、このベテラン先生方は皆さんこのセリフをおっしゃる時は嬉しそうにお話しをして下さいます。皆さん「お茶を辞めない限り一生楽しみがなくなることはない」「お茶は一生(私を)楽しませてくれます」と前述のセリフとセットになってお話しをされます。←こう聞かれると「なるほど、そういうことね!」と、腑に落ちて頂けるでしょうか。

「飽きがこない」「飽きることが無い」「飽きるまで行きつかない」その奥深さが茶道なのです。
探求し尽くすことができないほど色々な要素が集約したものが茶道なのです。

是非、「一生の楽しみ」になれる茶道を体験してみませんか。

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