本日は二十四節気の大雪(たいせつ)です。旧暦11月子(ね)の月の正節(せいせつ)で、月の干支が「庚子」(かのえね)となり、ここからが12月となります。
北風が日増しに強くなり、雪が盛んに降りだす頃という意味で、山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る時期です。その字のごとく大雪(おおゆき)になる地域もありますが、ここ九州では標高の高い山には積もるかな?ぐらいです。特に今シーズンは10月上旬でも半袖で駆け回っている子供達を見かけるぐらいに暖かかったので、雪が降ってくれそうなのはまだまだ先のようです。
ちなみに、正節は二十四節気の中でも不動の軸的な位置付けの節気で、年数を経ても毎月一つあります。各季節(四季)の先頭には「立」が入る節気となっており、「立春、立夏、立秋、立冬」です。この他の正節には「啓蟄(けいちつ)、清明(せいめい)、芒種(ぼうしゅ)、小暑(しょうしょ)、白露(はくろ)、寒露(かんろ)、大雪(たいせつ)、小寒(しょうかん)」があり、全部で十二の正節となります。
写真の香合は、山川敦司作の 雪だるま です。